西富田の歴史
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 西富田地区は、平成29年3月20日現在で、人口2,058人(男942人、女1,129人)1,129世帯で、毎年少しづつであるが減少気味である。

 少子化による人口減に伴い、町中で遊ぶ子どもの姿も見られず、家庭での幼児の泣き声もほとんど聞こえなくなった。

 生活に密着している商店も、以前は魚屋、八百屋、薬屋、衣料品店、駄菓子屋などたくさんあったが、現在はほとんどなくなり、いわゆる「向こう三軒両隣」の雰囲気はなくなってきた。

 西富田地区は、現在も住宅街、商店街、歓楽街からなっているが、商店街や歓楽街では、店を閉じるところも多く、駐車場が多くなってきている。 しかし、地域住民の様々な地域活動への参加は極めて熱心である。 公民館事業のみならずコミュニティ活動や各種団体の様々な活動に対しても協力的である。

 公民館活動や地域コミュニティ活動の拠点となる西富田コミュニティセンターは、平成12年9月30日に竣工、同年10月1日に開館し、様々な事業を展開している。 なお、コミュニティセンターには西富田新町児童館を併設し青少年教育に大きく寄与している。

 永年、台風や大雨のたびに眉山からの出水で悩まされてきた伊賀町・弓町・幟町も、眉山の雨水や排水を受ける施設としての眉山排水路の完成により悩みは解消されている。